dwango.jp(ブック)、というか携帯小説の今後

 先月の25日にボイジャー社(monokatari.jp発の電子書籍はボイジャー社のT-Time対応である。私もT-Timeを購入、利用している)からのダイレクトメールで下記のような案内があった。






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★ 総合電子書籍サイト『dwango.jp(ブック)』オープン!
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いつでもどこでも手軽に小説やコミックが楽しめるiモード向けの総合電子書籍サイト『dwango.jp(ブック)』が5月21日オープンしました。
気鋭のネット作家の新感覚小説を、綺麗な挿絵とともに電子書籍化した「モモカタリ」(ティアオ・パブリッシング編)を毎週配信。
初回配信は以下の2タイトル。試し読みも可能です。

「モモカタリ」Debut!
 オンナノコのための新しいエロス。新鋭ネット作家の短編集

「コロッケ」
 三十路デス。崖っぷちデス…でもね!?

アクセス方法:[i Menu]⇒[メニュー/検索]⇒[コミック/小説]⇒[コミックジャンル]⇒[dwango.jp(ブック)]

dwango.jp(ブック)のご紹介
http://dwango.jp/book/

プレスリリース(dwango
http://info.dwango.co.jp/pdf/press/2007/070521.pdf

モモカタリ ホームページ
http://erotic.monokatari.jp/


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★ 『BookSurfing』の利用が300サイトを突破!
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総合電子書籍ビューア『BookSurfing(ブックサーフィン)』を利用する携帯電話向けのサイト数が300サイトを越えました。
『BookSurfing』は、コミック、小説、写真集などあらゆるタイプの電子書籍をカバーし、au(KDDI)、NTTドコモ、ソフトバンクの3キャリアに対応しています。
先にご紹介した『dwango.jp(ブック)』も『BookSurfing』を採用しています。

プレスリリースはこちら
http://www.voyager.co.jp/hodo/070521_hodo.html

「もの語り」のSNSでも話題にしたのだが、電子書籍の可能性として携帯電話による配信があり、どうも今のところ唯一の突破口といってもいいものかもしれない。そこに「モモカタリ」発の作品が発信される。

「ケータイ小説」と書いた時、現時点ではかなり限定されたイメージが付加されるらしい、ということを上記SNSの中のやりとりで知った。というか、20代を中心にかなり読まれているというケータイ発の作品を私は一作も読んでいないのだ。従って、伝言ゲーム的に知った評価しか自分の中にはない。

 私は「モモカタリ」には書いていないが(というか「猫間川」しか書いていないが)、ここに注力すべきだとしたら、何か書けないだろうか、とは思い出した。這い入る間があればの話だが。