HDL-C

 ハイレベルデータリンク制御手順、のことではない。

 High-Density Lipoprotein Cholesterol、高密度リポ蛋白コレステロール、善玉コレステロールのことをいうらしい。

 慈恵医大付属病院に狭心症様症状で定期的に通院しており、今日も通院。昨年末からこの胸痛は出ておらず、安定している。

 前回の通院時に血液検査をしており、γ-GTPの値が風邪で処方されている薬のため見たこと無いような高い値になっていた。その血液検査結果で追加で判明した値で、このHDL-Cが基準値を下回っている、と今回指摘された。善玉コレステロールだから、一定値より多いほうがいい。私はコレステロール値自体が低いようなので、その影響かもしれないが、基準値を満たしているに越したことはない。

 青い魚を食べるといいんですが、と担当医師は言われる。胸に手を当ててみれば、確かに食卓には肉料理が並ぶことの方が多い。とはいえ、須佐の美味い魚に慣れている椋家としては、東京の魚を買って食べる気になかなかならない、という事情もある。そうも言っていられないので、帰宅してまた家内の協力を仰ぐことにした。

 蓄膿症と診断された経緯と、クラリス錠という抗生剤を処方されていて、という話を不安感を滲ませてすると、クラリス錠は強い薬でなく、長く服用して穏やかに直していく治療で使うもので、実際何年も続けて服用される例もあるんです、とのことだった。

 診察時はつい関係ない症状まで話してしまうもので、一週間ぐらいおなかの調子がいまいちであることも話した。私はおなかが冷えるとすぐに腹痛が出てトイレに駆け込むのだが、慢性的にそんな状態が続いている。消化にいいものを採るようにしてみて下さい、とのことなので(当たり前だけど)心配するようなことではない。そういう風邪かもしれない。