東京都知事選

 今年の四月に、都知事選なんだなぁ、と気がつく。
 そして、このたび私は都知事選の投票権を持っているのだ。私は選挙は必ず投票するので、今回も投票する。

 さて、現都知事は三選に出馬表明を既にしているそうだ。

 また、共産党は「元足立区長で歯科医師の」吉田万三という方が立候補を表明されている。

 民主党の候補者は、擁立に手間取って毎日のようにニュースのネタになっている。

 候補者届出は来月だから、当面このようなニュースが目の前を通り過ぎていくのだろう。ちなみに、吉田万三さんは区長経験者ということでその発想から、一見目立つ著名人や議員よりもそういう実務経験を持っていて人物である、というひとは(民主党だろうが、共産党だろうが、完全公認無しだろうが)いないだろうか。

  • 山田宏(杉並区長)既に民主党で候補に名前が挙がっているようで、周囲の評価が高い人物である模様。「つくる会」教科書を採用したということで物議を醸してもいるようなので、保守的ではある。
  • 中山弘子(新宿区長)初めて女性で東京23区の区長に就任。東京都職員出身で、無所属当選。
  • 邑上守正(武蔵野市長)都市プランナー、民主・共産・社民・生活者ネット支持で当選、特に菅直人氏が推して当選した。
  • 清原慶子(きよはらけいこ、三鷹市長)ルーテル学院大学教授、東京工科大学メディア学部長など歴任後、市長に就任。三鷹市は自治体の電子化に先んじていると評価されている。
  • 上原公子(うえはらひろこ、国立市長)東京生活者ネットワーク代表、市議会議員後、市長に就任。この方は「つくる会」教科書採択に反対しており、採択を唱える教育委員の再任を拒否して物議を醸している。
  • 矢野ゆたか(狛江市長)共産党推薦、前市長が賭博による借金のため失踪、という非常事態後の市政を担当。
  • 小林正則(小平市長)民主党、民主、共産、社民、小平・生活者ネット支持で自民・公明推薦の前職を破って当選。


 目に付いた方を上記に書き連ねた。この中で、都合よく立候補できて、首都の首長として論陣が張れて、就任後公約を推進できて、議会との調整力がある、という人物がいるかどうかは、現時点ではさっぱり分からない。