教訓としての柳澤「出産マシーン」発言
一昨日のエントリで書いた話だが、反面教師としての教訓を感じたので書いてみる。
厚生労働大臣の柳澤伯夫氏が発し問題になっている発言についてだが、各国でも報道されているらしい。
以下すべて、「低気温のエクスタシーbyはなゆー」を参考させて頂いています。
- BBCが柳沢厚労相「女性は子供出産機だ」発言を世界に報じた
- AP通信も柳沢大臣の「女性は出産マシン」発言を大きく報じた
- ワシントンポスト紙も柳沢厚労相「女性は出産マシン」発言を報じた
- ノルウェー紙も柳沢大臣の「女性は出産マシーン」発言を大きく報道
- インド紙「日本の大臣は自国の女性のことを“出産機械”と呼びます」
- ブルネイ紙も柳沢大臣の「出産マシーン」発言を報道
この数日で、いかに海外で恥を書いたかがよく分かる。
このようなことは容易に想像できるので、それを判断できずに公の場で話してしまう愚かさは言うまでもない。そして、大臣職を経験している人間だから、当然外遊もしていることだろうとおもう。それでも、このような発言をした。
ここからは想像だが、おそらくこの人物は海外に行こうとどこに行こうと、自分の物差しだけを持って出かけてきたので、何かを学んで帰ってくるということが出来ずにいたのではないかという印象を持っている。
私は合気道部の後輩に話をする機会があると(最近滅多に無いが)、「外に出なさい」という話をする。「外に出る」というのは、大学でだけ稽古してないで、吹田や羽曳野の道場にも行く、斉藤仁弘先生の講習会にあれば行く、岩間道場に行ってみる、本部道場に行ってみる……ということ。
ただ、注意を要するのは、「外に」稽古に行っても、普段の自分の常識をぶら下げていては何の意味もないということ。出かけていったならば、そこで教わることを理解し、その場でやってみなければ、新しいことは身につかない。その場で恥をかいておかないと、先の政治やさんみたいな激しい恥の曝し方をすることになる。
もちろん、そもそも外に出ていなければ意味のない教訓なのだが。1月21日の斉藤仁弘先生の講習会、大阪市大から誰か参加してるか?