天皇杯決勝を見て、ふと足元をみる

 うちのこどもたちと甥っ子を松崎八幡宮そばの公園に遊びに連れて行った以外は家に居たので、天皇杯決勝をテレビで観戦できた。浦和レッズvs.ガンバ大阪。圧倒的に大阪が押しながら、長谷部、岡野を選手交代で投入した策が当たり、最後の最後にレッズが得点し(長谷部→岡野→永井がゴール)、勝利した。いずれも選手育成とチーム運営に成功している、という印象を私は持っていて、天皇杯にふさわしい試合と思えた。

 さて、私にとってのクラブチーム、セレッソ大阪は来期J2降格が決まっている。私が尼崎でJリーグ昇格を見届けてから、二回目の降格となる。周知の通り、充分な攻撃力を備えながら、守備が弱く、しかも時に崩れ落ちるように守備が崩壊する。それを幾度となく、いろいろな選手、コーチのもと克服してきたはずが、再度このようなことになった。

 これだけチームの状態に乱高下がある以上、選手や指導者個人に批判を集中させてよいものではない気がする。

 今日、改めてブログ検索してみたが、サポーターズミーティングに触れているエントリが何点かあった。サポーターがクラブチームの運営側と直接会話し、意見交換をする。降格決定後だから、クラブ側の態度を批判するものあり、サポーター側の行動力の無さを嘆くものあり、というところだった。

 クラブ側が一貫した姿勢を取れていない、ということはあるのだろう。ただ、それを正す手段をサポーターは持っているのだ、と意識を新たにした。ただし、私は子供が幼い、また優先順位が高い仕事がある当面は試合を見に行く機会も取れないだろう。それでももうちょっと、セレッソ大阪のサッカーに意を砕く時間は取れるかもしれない。