説明書はよく読みましょう

 先日書いたシーガルⅣの切り替えコックだが、なかなか届かないので依頼した「ビーセブン」という会社に再度電話したところ、手違いで発注が受け付けられていなかったことが判明、15日にやっと届いた。

 切り替えコックを取り付ける際、蛇口の形状に合わせたアダプタがあるのだが、今の蛇口の場合コインで回せるよう、溝が切ってあるタイプになる。

 ところが私は当初それが分からず、一生懸命ペンチでつかんでまわそうとするなどして、左手の人差し指の付け根を思いっきりはさんでしまったりした。新しく来た切り替えコックの説明書を見れば、実はちゃんとコインでまわせるよう書いてある。「だから説明書をよめって言ったやん!」と家内に言われて反省。

 応急処置のつもりで、保冷剤で冷やしながら、頭の上で手を振っていた。西式健康法の本で読んだ知識からの行為だが、適切な処置かどうか分からない。

 西勝造という人物は、合気道をやっていると聞くお名前である。独自の健康法を提唱し、指導した方だが、植芝盛平翁先生と行き来があったと聞いている。実際、大学の合気道部が集まる合同練習を見ていると、準備運動に手を上に上げてぶらぶらさせる運動などを取り入れてやっているのを見ることがある。あれは「毛管運動」になるのだろうか。

 これは聞いた話なので典拠を確認していないが、西勝造さんは自身が稽古したことはなかったそうだが、道場で稽古しているひとにどこを直せばいいか、正確にアドバイスできたそうである。翁先生が「あんた十段あげるわ」といったら「稽古しているわけじゃないから要りません」と遠慮されたとか。

原本・西式健康読本 (健康双書ワイド版―食と健康の古典)

原本・西式健康読本 (健康双書ワイド版―食と健康の古典)