南馬込の蟇蛙、ふたたび

 長男が幼稚園に行くようになってから、今日で2週間が経った。だいたい、機嫌よく行っているのだが、今週はじめには「いかない、ようちえんこわい」と言っていちど泣いて仕様がなかったらしい(ただし、母親の手でちゃんと送迎バスに送り込まれた。帰ってきたときにはけろっとしていた)。

 まだ寒くなる日があるが、暖かくなってきて、送迎バスを待つ母子たちは大きな蟇蛙をみつけてびっくりしたらしい。私が昨年、何度も会ったのが冬眠から目覚めて来だしたようだ。近くの池には、おたまじゃくしが泳いでいるのも見つけた。

 ご近所のOさんは地元の家だが、聞くとうちのマンションは建つ前田んぼであったらしい。先代の大家さんはそこで田んぼを耕してらしたということである。蟇蛙はその時から済んでいるカエルの子孫じゃないか、という話をされていたらしい。家内からの又聞きだが、多分そんな感じなのだろう。今はその面影が全くないのが残念だが、それなりに庭を造ったりして自然を残してあるのは現大家さんに引き継がれた心意気かもしれない。