馬込駅前マンション建設反対の会

 11月に入って東馬込のマンション建設、あるいは木の伐採について書いてきた。そのなかで、伐採に反対している住民の組織のありかたが充分でない、というようなことを書いたが、すっかり木が切り倒された今になってWEBサイトが立ち上げられているのを見つけた。

(仮称)馬込駅前マンション建設反対の会」 

木の伐採だけでなく、マンションも計画によると廻りの建物と比べて突出して高くなりそうな計画であるらしく、その点の問題点についても詳述されている。10月末には立ち上げられていたらしいが現在でも題に「(仮称)」とつけられているくらいで、やはり野村不動産の工事が急に進められて準備の間もなかった、ということが垣間見える。

もしその観点で今後も問題点を問うていくのなら、いまは「いいタイミング」かもしれない。いましきりに報じられている構造設計所の偽造の問題だが、どうも聞いていると偽造の主体である建築士(もう資格取り消しだろうが)、検査会社、建築主がおのおの「うちの責任ではない」と主張しているらしく、建築業界全体をまず疑ってかからないといけないと私などは改めて感じている。少し業界は違うのかもしれないが、先日上新田で住んでいた賃貸物件の保証金がなかなか返金されなかった件でも(そのことをここで書いたあとも実際に振り込まれるまで日を要した)不信感をもっていたので余計感じる。

まだこのサイトは一時の採りあげ方と比べればそんなに注目されていないんじゃないかと思うが、地道に主張を続けていけば事態は住民にとっていいほうに動くかもしれない。木は伐られてしまったけれども。