椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

桜が伐られたあと

 日曜日に神田明神に長男の七五三詣でに出かける際、国道一号線を自動車で行ったのだが、先日書いた環七通りとの交差点あたりの東馬込の屋敷森がすっかり伐り倒されてしまったのが目に入った。

 今朝、仕事場に出る前に寄り道して、その様子を写真に収めてきた。木が姿を消し、背後の住宅に掲げられた、野村不動産を非難する垂れ幕が皮肉にも遠目からも見えるようになった。その後どのような建物が建つことになるのか、また写真に撮ってみたい。

 さて、自転車にまたがって写真を撮っていた際、斜め後ろの嫌な角度から話しかけてこられた方がいた。見ると、ダウンジャケットを着、髪を短めに刈って、年のころ五十代とみえる。最初なんと話しかけてこられたか忘れたが、伐採に反対されている地元の方かとおもった。お話によると大田区に住まわれているがこの近所ではなく、ただご自分の近所でも同じような伐採が強行されるような出来事があったのだという。

 そして、大田区がいかに樹木の保護など自分の利益にならないことについてやる気がないか、ということを話された。私は仕事場に遅れたくないので実ははやくその場を立ち去りたい気分だったのだが、相槌を返し続けていたら小一時間くらいはその話をされそうな口ぶりだった。もしかしたら特定の政党や団体に属されているのかもしれなかった。

 大田区の姿勢については11月4日のエントリーで批判がましく書いており、また7日のエントリーはその役所を遣い走らせるずる賢さが一般市民には必要、ということを念頭において書いている。ただこの男性に言わせると、大田区は度を越して環境保護や景観保護に無関心である、ということなのだろう。それでも何とか知恵を絞って動かせないか、というのが私の関心なのだが。

 最後に「区役所の方ですか?」という見当違いの質問を私に投げかけられたので「いえ、普通の会社員で」「ネットに書くのに写真がほしくて」と正直なところを返してその場を立ち去った。ネットで探せば俺が誰かすぐわかるよ、と言ったつもりだったが分かられたかどうか。

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