椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

長男にホッチキス

 今日は家族で長門峡にある道の駅に自動車で出かけた。『きかんしゃやえもん』がお気に入りの長男に本物の蒸気機関車「やまぐち号」を見せるため。実は更に小さい時に津和野で偶然「やまぐち号」を見たことがあるのだが、改めて見せてあげよう、との家内の企画である。

きかんしゃやえもん (岩波の子どもの本)

きかんしゃやえもん (岩波の子どもの本)

 その前に、椋家のお墓参りに行った。次男が寝ていたので、先に私と長男で花を換え、お水を差し上げてお参りしたのだが、これが今日の出来事の伏線になる。

 蒸気機関車を無事にみて写真に納めたあと道の駅の食堂でうどんを昼食に食べ、船方牧場に行って家内のお姉さん一家と落ち合い、芝生のうえで遊んだり、山羊や兎に餌をやったりして遊び、須佐に戻った。

 帰ってから私は自分の実家に戻ってくつろいでいたら、家内から電話が鳴って、すぐ来て、とだけ言う。どうもただならないので急いで家内の実家まで走っていった。私と家内の実家は同じ集落内にあり、30歩前後しか離れていない。

 つくと、玄関に家内が長男を抱いて座っていて、長男は泣き止まない。見ると、頭からさほどではないが血が出ている。聞くと、義姉一家がやはり集落内にあるお寺様にお墓参りに行くのに長男も付いていき、お墓に自分で水を差し上げようとしたらしい。その際、墓の囲いの石垣に上ってやろうとし、バランスを崩して後ろに倒れ、墓石で頭を打ってしまったのだ。実は墓の囲いに上って水を差し上げるのはいつも私がやることで、今日私がやるのを見ていて真似したくなったらしい。義兄が自動車を出してくれ、益田の日赤病院に連れていくことになった。

 土曜日なので救急外来だったが、先生は非常に詳細に説明して下さった。

  • 傷を洗ってみると、まだ血が出てきて塞がっていない
  • 1センチほどの傷だが、強く石の角に当たったようで意外と深い
  • 頭は血の循環がいい部位なので化膿しやすくはないが、傷は塞ぐ必要がある

 ということに縫いましょう、3歳の子供となると、局所麻酔の時点で暴れますので、全身麻酔か麻酔無しかいずれかです、私は無麻酔をお勧めします、と言われた。

 無麻酔か!と夫婦そろって動揺したが、お願いします、と説明書類にサインし(本人が判断できないので、親が承諾のサインをする)、いざ縫合となった。縫合といっても、ホッチキスのような原理の機器で針を打ち、傷を塞ぐのである。家内がしっかりと抱いて施術して頂いた。当然、激痛である。3回ほど針を打つたびに長男は「いたい!!!!!」と号泣したが、なんとか終了。4〜5日後に「抜糸」(抜針?)とのこと、そのころには東京に戻っている予定なので、大森日赤病院辺りに行くことになると思う。

 CTスキャンは必要かどうか聴いたところ、このくらいの子供の場合、普段と変わりないかを観察し脳内出血などの有無を判断するのがベスト、と説明頂いた。CTスキャンやレントゲンは子供がおとなしくしておらず正確に調べるのは難しいし、被爆とのリスクの軽重を考えると親がしっかり見ていて、気分が悪そうだったり、吐いたり、食欲がなかったり、普段になりいびきをかいたり、というのをみるべきとのこと。ごもっとも。

 長男は帰りには元気になり、夕食もうちで採ったので大丈夫のようだ。

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