ギュスターブ・モロー展

 大寝坊して昼過ぎ起きてきて、食事、掃除、洗濯をしていたら、雷鳴がしてじきに大雨が降り出してきた。今日は電車で渋谷に出てみようと考えていたのだが、このためにしばらくテレビをぼうっとみることになる。そのうち雨も止むのではないかと思ったのだ。

 実際にはなかなか降りやまず、あきらめかけていたが、ふと自動車で出てやろうかと思い立った。行き先は、渋谷のBunkamuraで開催されている「ギュスターブ・モロー展」http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/moreau/ だが、調べてみると以外と遅くまでやっている(入場が19時まで)だったので、出かけることにした。

 少し離れた道玄坂上の時間貸し駐車場に車を止め、歩いて東急のBunkamuraに向かう頃には雨もだいぶおとなしくなってきていた。銀行を探すのに時間がかかったが、19時前までモローの絵を見て過ごす。モローって、こんなくらい色調の人だったんだ、と思いながら。ときどき見られる、いったん塗り潰した背景などに線画で実は隠れているものを浮かび上がらせる手法が印象的だった。

 もし早く出ていたら、恵比寿の東京都写真美術館http://www.syabi.com/ にも行きたかったが、もう遅かった。前を通って場所だけ確認して帰る。代官山とか、恵比寿とか、中目黒を通って帰ったのだが、いい感じのまちだな、と思いながら。

 今日もお祭りがあちこちであり、雨が降ってあいにくだったが、雨が収まってきていてまだよかったかもしれない。買い物に寄り道して、帰ったら9時過ぎだった。選挙結果はちょこちょこ見た。自民党が圧倒的に議席が多くなりそうなこの結果が今後どうなるか。それにしても都市で自民党が強いということが、もともとの地方の様々な利権の代表であったことからの移行がうやむやのまま進むのかどうなるのか。民主党の存在価値がどうなるのか。地方の利権代表は今回の選挙でできた新しい党に移行していくのか。