椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

大森のいろいろ

 今日も大森まで自転車で出て青海の仕事場に行き、夜帰ってきた。南馬込の自宅から大森に出るのは自転車か東急バスだが、最初はバス停が近くにあるのが分からずに歩いていったり、タクシーをつかったりしていた。タクシーがだいたいどこも1メーター660円だが、バスは210円で大森まで出ることができる。

 自転車のときは闇坂(くらやみざか)を通るルートを専ら使ってきたが、この通りは細い割りに自動車が通るのでしばしば脇によけてやり過ごさなくてはならない。それで、大森からみて闇坂の上り際に左に入る脇道があり、これを突っ切って厳島神社という小さなお社の前を通って南馬込に抜けるルートを最近は使い出した。少しづつ、道を覚えている最中である。

 大森という駅も不思議な場所で、海側と山側のまちの相が全然異なるのに感心する。海側は駅上にプリモという専門店街があり、バスターミナルの向こうには西友があり、大森銀座というアーケードの商店街があるが、飲み屋が多くて夜になると客引きが出たり、ごみごみしたまちである。

 反対の山側、土地の名前でいうと「山王側」(日枝神社、別名山王権現があるのでついた地名。地下鉄の「溜池山王」駅と同じである)は池上通り沿いに商店街が続き、駅前はさすがにごみごみしているが、まぁ昔ながらのまちという感じである。これが商店街の背後にはいっていくと、住宅密集地になっている。結構な豪邸があったり、瀟洒なマンションがあったり、普通の一軒家や文化住宅が混じっていたりいろいろだが、まぁいい土地柄という感じ。海側はまっ平らで京急の駅までいけるが、山側は平地を探すのが大変なほどの丘陵で、環七通りを渡って南馬込にいっても坂だらけなのは同じである。

 東京に来た時、「東京は坂の多いまちだから」と家内にいうと最初ピンとこなかったそうだが、テレビ好きの彼女は「そういえば、ドラマでよく坂が出てくる印象的なシーンがおもいうかぶから、やっぱりそうなのね」と言っていた。彼女も私もまさか自分らが住むことになるとはおもっていなかったのだが。

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