2016年の国際合気道大会 - Cristian Tissier 師範

 9月27日から10月2日までの6日間、国際合気道大会が群馬県高崎で開催された。最終日の10月2日 は植芝守央道主指導の稽古があるのだが勤務要件が入ったため1日の土曜日に参加してきた。この日は青山会の宮本鶴蔵師範、フランスのクリスチャン・ティシェ師範、祥平塾の菅沼守人師範、多田塾の多田宏師範の稽古があるのだが当日移動のため最初の宮本師範の稽古には間に合わず、ティシェ師範の稽古から参加させていただいた。今年の東京都合気道連盟の指導者講習会で宮本師範の稽古には一度参加させていただいていたことを受けてのずぼらだった。

 

 会場の高崎アリーナは高崎駅から歩いて10分かからないぐらいの線路沿いに新しくできた体育館のようだった。行きの新幹線から見えたので特に迷うことなくたどり着けた。本当にできたばかりに市民の方向けの内覧会をやっていて、私は裏側の玄関から入ってしまったため案内の方に内覧にきたひとと間違われたりした。多少は余裕をもってついたのだが今回のように大勢の参加者を想定していないらしくロッカーの数が足りないので迷ったりあれこれして結局ティシェ師範の稽古には少しだけ遅れて入ることとなってしまった。荷物は全部会場に持ち込んで稽古開始。

 

f:id:mukunokiy0725:20161001101003j:plain

 

 Crintian Tissier 師範はパリ出身。説明は英語でしていただいていた。日本語訳はなし。

 

 前に国際合気道大会に行った時にも感じて進歩していないのが情けないが、ティシェ師範の説明も三割ぐらいしか分からない。稽古していただく他の参加者の方の英語も二・三割しか分からないし分かったことに対して返そうにもうまく伝えられない。日本語を話す若い方にも「ここはこうやった方が良いと思いますよ」と意見されたりしてまぁ、こういう場に行くと遠慮しないので結果として叩き返されるいつものパターンになっていたりした。

 

 ティシェ師範はこの稽古では一教や二教を主に指導していただいた。拙い私の理解では、どのように相手とぶつからずに接し技にしていくのかということを繰り返し説明されていた。例えば正面打ちを合わせる時にガチっとぶつかるのではなく線をずらして入ってすっと一教なり二教に導いて抑えてしまう。自分の大勢は崩れず、相手が自分の動きに巻き込まれてしまうようにする。

 

 あと交差持ちからの動きだっただろうか、「ここで止まるんじゃなくて、このまま上に私は行きたいんだ。分かるかな」というような説明を繰り返しされていた。技が始まってから最後まで滑らかに止まることがない。受けが誰であれあのようにできるのが本当の力だなとおもってみていた。

 

 お話しのなかで山口清吾師範の名前を出されたのは聞き取れた。そのあたりのお話しがちゃんと全部聞き取れて理解できるのが良いのだけれど。

 

 過去のティシェ師範の指導動画をみながら同じ説明をされているところがないかな……と探すなどしている。国際合気道大会の動画は公開されるのだろうか。当日は稽古中の写真、動画の撮影は須らく禁止されていたが。

 


Aikido: Christian Tissier - Ikkyo

 


Christian Tissier Shomen Uchi Nikyo omote ura

 

この年の国際合気道大会のこと

mukunokiyasuo.hatenablog.com

mukunokiyasuo.hatenablog.com

大森 MEGAドン・キホーテの駐車場ですが

 昨日の日曜日の午後、子供達がツタヤに行くという。T-POINT カードが更新時期だが親がいないとダメだったりするのでついて行った。雨模様のため自動車で行き、メガドンキにとめる。

 

 駐車場が「9月12日(月)より有料となりました」とのことで普段おられる入り口の案内係りのおじさんたちとは別に二階の料金所のところにひとり従業員さんが立たれてチラシを配って一台づつ説明されていた。

 

 ざっと書くと最初の30分は無料だが以降30分ごとに200円。ただし1日でも900円。

 

 お買い物額で無料時間が増えるが合算ではなく、どれか1店舗の買い物額が採用されるらしい。運用はタイムズ。

 

 ドンキホーテのウェブサイトのぞいてもそこまで詳しく書かれてないっぽいのでもらったチラシをあげておく。ドンキとしては「どの店舗でも同じです」ということかもしれないけれど大森近辺の住民としては永らく駐車場が無料で使える状態を享受してきており変わった感が強い。

 

f:id:mukunokiy0725:20160919082600j:plain

 

 ちなみに1階食料品売り場で豚小間切れ肉のでかいの980円を買っていったが1時間をちょっと越えていたようで駐車料金は200円かかった。買い物せずに400円でも良かったかもしれないがまぁ仕方ない。

 

 

mukunokiyasuo.hatenablog.com

理容石坂

 萬福寺にほど近い五叉路に「石坂」という理容店があった。 先月8月25日に取り壊し工事が途中まで進んでいることに気がついた。

 

 同じ並びにかつて山田豆腐店というみせがあって、既に豆腐屋は廃業されている。この夏まで看板はそのままでおられたのを写真を撮った時に奥に理容石坂も写っていた。このころにはもう壊されることが決まっていたのだろうか。ちなみに山田豆腐店も今は看板を白く塗りつぶしてしまわれている。

 

f:id:mukunokiy0725:20160306162354j:plain

 

 Google Street View からより近い外観をお借りしてくる。古びたまちの理髪店だった。

 

f:id:mukunokiy0725:20160907223353p:plain

 

 豊中上新田から馬込に移ってきてしばらく、散髪のたびに違うみせに行って刈ってもらっていた。折角全く知らぬ土地に来たのだから色んな床屋に行ってみようとしていた。やがて臼田坂下にある「カヤノ」という理髪店にばかり行くようになるのだが、最近は荏原町の「バーンファースト」という安いがご主人腕が良いという店にお願いしている。情けないことだが散髪代もケチらねばならないようになってしまった。

 

 それはそれとして、石坂には馬込に来た翌年の秋に入店している。

 

 忘れていたのだがその時にご主人にいろんな話しを伺っていて、昭和10年(一九三五)の創業で自分が二代目だというお話しだった。二二六事件の前年。まだ馬込は小松菜畑が広がっていたころだが萬福寺そばに室生犀星さんが家を建てられたのが昭和7年、小林古径さんが同じくアトリエに隣接した場所に自邸を建てられたのが昭和9年。徐々に郊外のまちになり始めたころに店を始められたということになる。八十周年を迎えられていたということは立派なことだ。

 

mukunokiyasuo.hatenablog.com

 

 ご主人に刈っていただいたのが丁度10年前。その時すでにそれなりに年がいっておられるようにみえた。お客さんは常連さんばかりという感じの店だったが引退してゆっくりされることとしたのか、それとも……と少し心に残るなどしている。

 

f:id:mukunokiy0725:20160825222047j:plain

 

馬込の失われた建物たちシリーズ

mukunokiyasuo.hatenablog.com

mukunokiyasuo.hatenablog.com

 

mukunokiyasuo.hatenablog.com

mukunokiyasuo.hatenablog.com 

mukunokiyasuo.hatenablog.com

mukunokiyasuo.hatenablog.com

 馬込の失われた建物たち地図

先日の綾瀬でのOB会稽古

 先日9月10日(土)は足立区綾瀬の東京武道館大阪市立大学合気道部OB会の関東地区の稽古だった。この稽古は合気道部のウェブサイトには掲示していなかった。掲示しても良かったのだが、稽古後の懇親会で合気道部の今後の方針などについて重要な情報共有があったので、稽古についての連絡をメールに絞っていた。

 

 普段は12代のN先輩と22代の私がわりとベテランであとは若い世代のOBが稽古や懇親会に来ることが多いのだが、今回は5代のH先輩が顔を出して下さった。おかげで情報共有の打ち合わせは想定どおりにできた。

 

 ところで東京武道館だが、今回で最後にしようか、という話しになった。五月に使った小平総合体育館の道場がなかなか良く、かつN先輩の地元なので使い易い。また東京武道館は予約がそれなりに大変であったりする。私などは綾瀬も小平も移動時間的には似たようなものだったりするので良いかとおもっている。

 

 東京武道館は東京都合気道連盟の演武会や稽古では使われるので私はまた来ることがあるだろう。この日は居合道の審査会とブラジリアン柔術の大会があって館内は国際色が豊かだった。

 

f:id:mukunokiy0725:20160910165700j:plain

 

サン工芸と大和螺子製作所

 荏原町から自転車で、あるいは時に歩きでバス通りを通って帰る途中に見上げると顔っぽくみえる建物があって、ちょっと『ど根性ガエル』の梅さんっぽいなぁといつも思って眺めていた。

 

 

月を見上げる顔

Yasuo Mukunokiさん(@mukunokiy)が投稿した写真 -

 

 この建物がいつの間にかなくなった。毎日のように通るのにうかつにも昨年中に壊されてしまったのか、今年2016年に入ってから更地になったのかしかと思い出せない。 写真は上記のネタのようなもののみで、もう Google Street View にも遺っていない。

 

 更地になる前にはバス通りに面して「サン工芸」と戸のガラスに印字した建物があった。またその左隣に鉄製の扉があり、奥に工場がある風だった。これは地図を確認すると大和螺子製作所、だったと思われる。その両方がなくなったらしい。

 

 サン工芸は広告出稿の会社だったような気がするのだがいまネット検索をかけてもほぼ情報がみつからない。大和螺子製作所は大阪府和泉市に本社をおく同名の会社があるが大田区に支社があるような企業にはお見受けしない。町工場の多い大田区にできたたまたま同じ名前の会社ではなかったか。

 

 馬込駅にほど近いとロケーションにしては結構な広さの土地だが、分断して小さな戸建住宅と、ちょっと大きな二階建てが建ちつつある。

 

馬込の失われた建物たちシリーズ

mukunokiyasuo.hatenablog.com

mukunokiyasuo.hatenablog.com 

mukunokiyasuo.hatenablog.com

mukunokiyasuo.hatenablog.com

mukunokiyasuo.hatenablog.com

mukunokiyasuo.hatenablog.com

 馬込の失われた建物たち地図

藤平師範のコーチング

 昨日9月10日(土)にNHK総合の番組に心身統一合気道会長の藤平信一とうへいしんいち師範が出演されると教えてもらっていたので自宅にて見ていた。視聴者からの相談にいろんな道のプロがアドバイスしてみましょうという番組。

 

www4.nhk.or.jp

 

www.nhk.or.jp

 

 全く分野の違う人たちに有効なコーチングをしてみせるというのはなかなかハードルが高い。藤平師範はロサンゼルス・ドジャースで指導されているそうだがどこの番組ではスポーツに関することですらない相談だったからなおさら難しいのではなかったろうか。「女性三人組の仲違い」とか職場であったら結構周りにとって対応の難しい、なんだったら腫れ物に触るような感じにならざると得ない状況となる。というかかなり昔にそういう状況に遭遇したことがあるな……。その時自分はまだ二十歳台でとても太刀打ちできなかった。

 

 心身統一合気道は名前が示す通り心と身体とが相互に影響しあっていて、それを統合することでよくするという思想がある※。その観点で相談者に実際に身体を動かしてみながらコーチングしていくという手法を取られていた。むしろ面目躍如だったのかもしれない。

 

 一部地域にて再放送が木曜日の午前11時05分からというから9月15日にも見れる方がおられるかもしれない。また NHK オンデマンドでも見ることはできる。

 

 

※多分合ってる……はず。

馬込の秋祭り 二〇一六

 馬込においては毎年9月10日辺りの週末は秋祭りで、今年はこの週末、9月10日(土)、11日(日)は各御宮さんではお祭りの予定となっている。昨年も書いたが、御祭礼の情報については「月刊おとなりさん」に一番情報が集まっているので皆さんお近くの文化センターなどに足を運んで手に取っていただきたい。

 

 それはそれとしてまちに貼り出されている情報をご紹介しておく。

 

 馬込八幡様、湯殿神社様はこちら。湯殿神社では隣にある湯殿公園で子供の相撲大会も行われる。我が家も子供達が幼かった頃連れて行ったことがある。

f:id:mukunokiy0725:20160905203959j:plain

 

 北野神社はこちら。下の方に子供神輿のルートをマップに描いた2008年のエントリーへのリンクを貼ってあるので参考まで。

f:id:mukunokiy0725:20160907201210j:plain

 

 北野神社の子供神輿が途中で立ち寄る、平張町会の集会所のご案内。かき氷や西瓜、お菓子が今年も子供達に振舞われる。

f:id:mukunokiy0725:20160906074949j:plain

 

 

翌2017年の秋祭り

mukunokiyasuo.hatenablog.com

 

過去の秋祭り

2015年

mukunokiyasuo.hatenablog.com

2014年

mukunokiyasuo.hatenablog.com

2012年

mukunokiyasuo.hatenablog.com

2009年

mukunokiyasuo.hatenablog.com

2008年

北野神社の子供神輿の巡行ルート地図あり

mukunokiyasuo.hatenablog.com

2007年

mukunokiyasuo.hatenablog.com

2006年

mukunokiyasuo.hatenablog.com